シン・ゴジラの大ヒットを記念した名台詞ステッカーの配布が昨日から開始された。
ほんの少し前まで、映画館にゴジラを見に行くということは“attitude”――つまり姿勢、態度の表明――でもあった。
敢えて「君の名は」ではなく「シン・ゴジラ」を選択するという大人の余裕。リア充の爆発。そうした視聴へのパッションを表現する方法が、これまでは熱っぽくブログを書いたり、高圧ポンプ車を購入したりすることでしか満たせなかった。

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しかし、高圧ポンプ車を持ち歩くわけには行かないので仕方なく、日々の生活や仕事の中で
「好きにすれば?」
「礼はいりません。仕事ですから」
「はいはい。わかってますよ」
「まずは君が落ち着け」
「え、蒲田に?」
「無人新幹線爆弾、効果あり!」
などの名セリフを繰り出して周囲に密かなシン・ゴジラ好きをアピールするしかなかった。
「君の名は」ではなく「シン・ゴジラ」を見に行くというのは、それだけでひとつの態度の表明であり、まあ両方見りゃいいんだけどおっさんが一人で「君の名は」を見に行くのはつらい。なんか泣く話らしいし。
そんなわけで、我々は地下活動を繰り広げるレジスタンスのごとく、日々仲間を探してウロウロしていた。
しかしそんなあなたももう心配ご無用。
この「シン・ゴジラ」名台詞ステッカーがあれば、スマートフォンに、タブレットに、MacBookAirに、自動車に、もうありとあらゆるところにこのシールを貼り付け、思う存分自分の態度を表明できる。
けっこうオフィシャルのステッカーって高価なので、1800円でステッカーを買うと考えると映画も見れて二倍お得。
そして改めて(3週間ぶり7度目)シン・ゴジラを見るとその全編を通底する無駄の無さに驚く。
とにかく無駄がないのだ。
そして限定50万枚ということの意味を考えてみよう。
シン・ゴジラの動員は420万人である。
50万枚ということは、少なくともあと50万人の動員を意図しているということになる。
このままのペースで行けば一ヶ月もしないでなくなってしまう可能性もある。
さらに発生可能上映も各地でスタートし、全国に映画の新しい視聴スタイルを定着させつつある。
そして50万枚配りきったあとは・・・・そう、名台詞シール第二弾である。
シン・ゴジラほど名台詞に溢れた作品は珍しい。
全てのシーンが名台詞のオンパレードである。
個人的にステッカーにして欲しい名台詞を挙げておくと
「はいはい、わかってますよ」
「え、動くの?」
「そりゃ、生き物だからな」
「総理、苦しいところですがここはご決断を」
「総理、撃ちますよ、いいですね」
「まだ人がいる、攻撃の可否を問う」
「自衛隊の火器を国民に向ける訳にはいかない」
「ラーメンのびちゃったよぉ」
「正直、部屋も服も少しニオイます」
「志願させたのか?」
「通常のローテでいきます。入隊したときから、みな覚悟はできています」
「ここからは、personal service」
「冗談ポイですよ尾頭さん」
「ごめんなさい」
「これを矢口プランとして、総理に提案していただきたい」
「これより武器の無制限の使用を許可します」
「弾着、今!」
「第一建機小隊、前へ」
「すごい、まるで進化だ」
だめだ。書いてると脚本をぜんぶ書くくらいの勢いになってしまう。
まあでもステッカー第二弾熱烈希望
ということで、まだゲットしてない人は再び劇場へ、Go!