高血圧は悪いこととされてきたしオレもそう思っていた。
今でもちょっと思ってる。僕の父親は高血圧からの脳溢血で一時期意識不明になった。現在はリハビリしている。できれば同じ運命を辿ることは避けたい。
同じような話で、コレステロールは動脈硬化を引き起こすとつい最近まで言われていた。
ところが
・2015年5月、日本動脈硬化学会は「コレステロールの量は食事では変わらない」として食事療法を全面的に見直すことになり、厚労省も追従した。
・2014年8月、日本ドック学会が「健康な人の血圧は147」と調査結果を発表。これまで130以上は高血圧病としていた日本高血圧学会と対立した。
・数年前から、日本油脂栄養学会がサラダ油などの植物油がさまざまな病気を引き起こすとして、植物油の摂取を抑制し、動物油の量を増やすように言っている。
・21世紀に入ると、コレステロールは体内でほとんど合成し(体内合成率は70%といわれ、特に長期の場合は食事とは無関係)、食事の種類を変えても体内のコレステロールは変化がないこと、コレステロールが減るとがんや認知症になる可能性が示唆され、「コレステロールは悪」から「コレステロールは必須」に変わっていった
http://www.mag2.com/p/news/18596
一体全体、何を信じればいいのか。それとも信じるに値することはほとんどなにもないのだろうか。
なんかテレビでやるような「○○を食べると◻◻に効く」という話はたいがいあてにならないと考えているんだけど、世の中の人はヒマなのか僕の周囲はそういう話を真に受けて「あれを食えこれを食うな」とあれこれ言ってくる。そもそも食事ってなんのために採るのよ。ただ生きるために食事してるわけじゃないじゃない。楽しむためじゃない。生きるってことを。オレはそう思ってる。健康に生きるために食べ物を我慢するくらいなら運動したほうがマシ、と思う。
まあでも人工知能がそのうち答えを教えてくれそうだな。
人工知能がいろいろ考えた結果
「明日から毎日モズクを1リットル食べなさい。そうすれば最も長生きします」って診断してくれたとして、実行できるかどうかは別だが